住宅ローンの変動金利は、リスクを取ってメリットを狙う人にピッタリのローンです。
銀行の営業戦略に左右される点がありますが、現在ネット銀行なども含めて約60%の人が変動金利を選択していると言われています。
変動金利は借りた後からが勝負ですが、現在のところほとんどの銀行で基準金利は動かしていません。
ただ、銀行間の変動金利競争が激化する中、徐々に引下幅は大きくなっているのは事実。
引下幅が下がってもすでに過去借りている人にはあまり関係がありませんので、メリットを得るには借り換えるしかありません。
実は現在、2008年以前に住宅ローンを組んだ人は、借り換えをしたほうが手数料を支払っても金利メリットが高くなると言われています。
逆に言えば、銀行が今、赤字覚悟で引下幅を大きく出来るのは、過去の契約で高い金利を支払い続けている層が残っているから。
自分がその高い金利を支払う側に入っていては、結局は損だということですね。